古道具の買取

古道具の買取

古道具の買取

ご自宅の整理をして見つかった古道具を捨てようとしていませんか。骨董品とはいかないまでも、古き良き時代に作られた品物にも新たな価値は生まれます。一見価値がなさそうな古道具でも、美術品として高く評価されるものも少なくありません。

主な高価買取古道具は「古家具」「漆器」「金工品」「刀剣」「火鉢」「書道具」「古書」です。

古家具の買取

古い家具のなかでも、高額査定につながりやすいのが国内のレトロな家具です。
和家具や時代家具とも呼ばれ、骨董品として高い価値があります。ファストインテリアの家具は経年劣化とともに評価は低くなりますが、古家具は丈夫で経年劣化も魅力です。

老舗のメーカーで作られた家具だけでなく、昭和レトロのノスタルジックな雰囲気の商品は買取市場でも需要があります。

古家具の一例

水屋箪笥、帳場箪笥、階段箪笥、刀箪笥、薬箪笥、茶棚、茶箪笥、小箪笥、千両箱、銭箱、レトロガラス、ステンドグラス、欄間、御簾、簾戸、灯籠、アンティークランプ、信楽焼タヌキ、電笠、燭台

また、古家具の買取価格相場は以下のとおりです。

古家具の買取価格相場

種類 買取価格相場
水屋箪笥 2.5万円
3人掛けソファ 3万円
親子ドア 2.5万円
ガラス戸4枚セット 2.5万円
岩谷堂箪笥 1万円~13万円
仙台箪笥 1万円~4万円
桐箪笥 1,000円~4万円

漆器(漆芸品)の買取

東アジア・東南アジアの広い地域で作られている漆器ですが、日本の漆器は歴史が深く、美しさと堅牢性で世界的に高い評価を受けています。ヨーロッパでも「漆器=日本の伝統工芸品」というイメージが定着し、英語で漆器は“Japan”と表記されるほどです。

高く売れやすい漆器の特徴に、有名産地で作られたものが挙げられます。そのなかでも人気なのが、福島県の「会津漆器」、石川県の「輪島塗」「山中漆器」、和歌山県の「紀州漆器」です。

また、以下のような有名作家が手掛けた漆器も高額買取が期待できます。

漆器の有名作家

漆器の有名作家

室瀬和美、赤地友哉、北大路魯山人、中村宗哲、清瀬一光、大場松魚、一后一兆、村瀬治兵衛、音丸耕堂、柳澤一抱、大西忠夫、田村一舟

漆器の買取相場価格は以下のとおりです。

漆器の買取価格相場

種類 買取相場価格
香合 5万円~20万円
簪(かんざし) 5,000円~5万円
お椀 3,000円~10万円
大棗、小棗(なつめ) 5万円~7万円
菓子器 5,000円~30万円

金工品の買取

金工品の買取

金工品とは、金・銀・洞・錫・鉄を加工して作られた伝統工芸品のことです。アクセサリーや金貨が多いですが、他にも仏具や酒器、置物、仏像等または高価な花瓶、食器、香炉、茶器、急須などにも装飾されます。

日本には、南部鉄器や高岡銅器、肥後象嵌、土佐打刃物などの金工品が数多く作られてきた歴史があります。
金工品の買取相場価格は以下のとおりです。

金工品の買取価格相場

作家 買取相場価格
林光春 60万円
加納夏雄 5万円
桂光春 4.2万円
中村半造 1.6万円
鹿島一谷 8万円
黒木黒昭 20万円

火鉢の買取

現存数が減少している火鉢は、買取市場のなかでも需要が高い古道具の一つです。また、田舎暮らしや古民家への憧れから、火鉢に注目をする人は少なくありません。

アンティークの火鉢には、今では入手が難しい素材が使われており、紫檀や黒檀などの高級木材・金や銀・象牙・べっ甲・珊瑚・翡翠などが挙げられます。その希少性の高さから高額査定も期待できます。

火鉢の買取価格相場は以下のとおりです。

火鉢の買取価格相場

種類 買取価格相場
伊万里焼 1万円~1.5万円
銅製 9万円
独楽塗 1万円~2万円
関東火鉢、江戸火鉢 3万円~15万円
火鉢 亀文堂 20~25万円
青磁火鉢 龍泉窯 28万円~32万円
紫檀火鉢 4万円~8万円

書道具の買取

書道具とは、書道で使われる道具の総称を意味します。
書道具と呼ばれる道具は大体決まっており、最低限必要な道具が「筆」「墨」「硯」「紙」の4つです。これに「毛氈(もうせん)」「文鎮」を合わせた6種類が書道具の基本となります。

それぞれの道具に買取されやすい書道具の特徴がありますが、多くに共通していることが「高級素材が使われている」「有名メーカー(作家)が手掛けた」ことです。また、著名な書道家や文化人が使用していた筆も需要があります。

書道具の買取相場価格は以下のとおりです。

書道具の買取価格相場

種類 名称 買取価格相場
剔紅文筆 2.8万円~4.3万円
群龍古墨 2万円~3.5万円
端渓硯 1万円~2.8万円
文鎮 象嵌文鎮 灰外達夫作 1.3万円~3万円
水滴 李朝白磁水滴 9万円~14万円
硯屏 獅子文硯屏 3万円~5.8万円
印材 寿山石印材 11万円~16万円

古書の買取

古書の買取

以前と比べて本の需要は下がってきていますが、なかには骨董品として価値の高い古書も存在ます。たとえば、1920年代後半〜1980年前半に発行されている本、ISBN番号が付いていない本などがコレクターからの人気があり、高値で取引されています。

また、以下のような特徴を持つ古書も骨董品として価値が高いといえます。

  • 歴史的な価値がある古書
  • その時代にしかない武術的価値のある古書
  • 初版や絶版などで希少価値が付いている古書
  • 歴史的偉人が残した古書

骨董品として価値のある古書ですが、買取相場価格は明確に決まっていないことがほとんどです。そもそも古書を扱う業者が少なく、本の状態やプレミアの理由、そのときの需要などによっても買取価格は左右されます。なかには数万円から数十万円の買取価格が付くこともあります。

古書の価値を正しく鑑定してもらうためにも、買取専門店に査定を依頼しましょう。横浜骨董品買取の専門店も古書の買取には力を入れております。

翡翠・宝石・貴金属の買取

翡翠・宝石・貴金属の買取
翡翠・宝石・貴金属の買取
翡翠・宝石・貴金属の買取

翡翠・宝石・貴金属の買取も行っております。
横浜骨董品買取の専門店では年代物はもちろん、近代のお品物まで高価買取いたします。